- COFO 無重力モニターアームProの概要、組み立て方法、使用感
- モニターアームを買い替えた理由
ついに4台目。
そう、僕はまたしてもモニターアームを買い替えました。
詳しくは後述しますが、今回購入したものはCOFOというメーカーの「無重力モニターアームPro」というアイテム。
Makuakeで応援購入総額7,200万円を達成した人気のモニターアームで当時は購入を控えていたのですが、一般販売されると知って販売開始日に即買いしました。
結論、これまで使用してきたモニターアームの中で最も使いやすく、見た目の質も高いアームで非常に気に入ったので買い替えの理由と合わせてCOFO モニターアームProの魅力について語っていけたらと思います。
それでは参りましょう。
- ケーブルを収納しやすい
- デスク下のスペースを確保できる
- モニターを動かしやすい
- ベストポジションに設置するに手間がかかる
- 値段が高い
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COFO 無重力モニターアームPro 購入した理由
まずはじめに購入理由についてですが、実は一番の理由は見た目や使いやすさ以上に取り付け方法が求めていたものだったからです。
具体的にはクランプ式のモニターアームだと天板に取り付けるとデスク下にクランプ部分があるのでケーブルトレーなどを後付けしようとした時に干渉します。
COFOのアームを導入するまでは天板裏に取り付けているケーブルトレーもクランプに干渉しないように手前に設置していたのですが、配線整理を行いづらい点がネックでした。(下図参照。ちょっと伝わりづらいですが、クランプがあるためケーブルトレーを奥に設置することができず、手前に寄せています。)
頻繁に配線整理するわけではないのでこれでも良かったのですが、デスクにこだわる民としてこの使いにくさは地味にストレスでした。
そして今はFlexispot E7Hに付属しているケーブルトレーを取り付けているのですが、以前本ブログでレビューしたサンワサプライのメッシュケーブルトレーに切り替えたい気持ちもあってクランプ問題を解消したいと思いました。
クランプ問題を解消するにはデスク下で締め付けるタイプではなく、デスク上で土台を締め付けることができるタイプでないといけないので候補が絞られます。
その中でCOFOの無重力モニターアームProはデスク上で締め付けるタイプであることに加えてデザイン、機能性も優れているのでもう行くしかないという感じでした。
最近はリモートワークの頻度も増えてデスクに投資する価値が以前より増しているのでそれも後押しとなり思い切って購入しました。
COFO 無重力モニターアームPro 開封の儀
前置きが長くなりすみません、早速開封からお届けします!
まず外箱はこちら。モニターアームの箱とは思えないクオリティーでびっくりしました。
カバーを外して箱を開けると説明書が綺麗に格納されていて、
この段を取り外すと次は本体が登場。
さらにこの段の下には小さめのパーツと工具類がこれまた綺麗に格納されていました。
開封するだけで楽しいモニターアームなんてなかなかないですよね。
COFO 無重力モニターアームPro 付属品一覧
説明書やパーツ類を全て並べた状態が下の写真で、結構色々付属品がありました。
・モニターアーム関連パーツ
・取り付け用の工具類
・取扱説明書
・COFOの商品カタログ
さすが日本のブランドという感じで1つ1つ丁寧な梱包、作りで感動しました。
COFO 無重力モニターアームPro 仕様
COFOの商品ページに載っていた表を転記します(一部修正)。
商品名 | COFO無重力モニターアームPro |
---|---|
カラー | ブラック/ホワイト |
天板厚さ | クランプ10-50mm、グロメット10-55mm |
VESA規格対応サイズ | 75×75mm/100×100mm |
素材 | スチール、アルミ合金、ABS |
全体の寸法 | シングル567×115×592mm |
重量 | シングル約3.5kg |
耐荷重 | 約2.5kg〜14kg(各アーム)、推奨対応モニターサイズ:17-40インチ |
梱包重量 | シングル約4.6kg |
梱包寸法 | シングル437×262×148mm |
僕はLGの27インチモニターで使用していますが、全く問題なく使用できています。
COFO 無重力モニターアームPro 設置手順
早速設置していきます。
手順の詳細は説明書に記載があり、その通りに進めれば長く見積もっても30分程度で組み立てられると思います。
ざっくり流れは下記の通り。
まず土台部分にモニターアームの可動域をどのくらいにするかを決めるためのパーツを設置します。
360度と180度から選ぶことができるので自分の使い方に合ったものを設置しましょう。
これを土台部分に置いて付属の六角で締めればOKです。
モニターの位置をどこにするかで場所が変わります。
一旦僕はモニターアームをまっすぐに伸ばした状態でモニターを取り付け、モニターがデスク中心に来るようにしたかったのでデスクの端の方に設置しました。
設置方法は簡単で、クランプを付属の六角で広げてデスク天板に差し込み、締めるだけ。
多分一発で狙った場所に設置するのは難しいので調整しながら作業する形になると思います。
土台がついたらアームを取り付けていきます。
まず下の部分を取り付けて土台とアーム接続部分を付属の六角を使用して締めます。
次に上の部分を取り付け、下の部分との結合部分を六角で締めます。
続いてモニター裏にVESAプレートを取り付けていきます。
モニターのネジ穴の大きさに合わせられるよう2種類のネジが入っていました。
プレート→ワッシャー→ネジの順において付属のプラスドライバー(六角の反対側がプラスドライバーになってます)で締めたら完了。
最後にアームにモニターを取り付けたら完成です。
アームへの取り付けも簡単で、上から差し込むだけでOKです。
取り付け完了後、配線整理(使用感のところに詳細を記載)をした状態がこちら。
非常にスマートなのではないでしょうか(ほとんど正面からは見えませんが笑)
COFO 無重力モニターアームProの良いところ
それでは使用感を紹介していきます。
配線整理がしやすい
まず気に入っているポイントは配線整理がしやすいという点です。
写真の通り上下のアームそれぞれにケーブルを通せるスペースがあります。
カバーも簡単に脱着できるので誰でも綺麗にケーブルをまとめることが可能。
写真の通りそのまま通しても良いですが、よりスマートに見せたければケーブルスリーブにケーブルを入れてから整えるとベストです。
僕は下記のスリーブを使っていますが、正直上部部分は正面から見えないので下部の見える位置だけスリーブに通して収納しています。
ケーブルスリーブは1,000円くらいで買えるのでオススメ。
デスク奥の壁が白であれば白いスリーブを使っておくとより目立たなくて良いですよ。
デスク下にスペースが生まれる
ここでいうデスク下はアームでモニターを浮かせることでできるスペースではなく、天板裏を指しています。
COFOの無重力モニターアームProの場合、天板に土台を取り付ける時、天板上でネジ締めを行なって固定するため、天板下が写真の通りスッキリします。
これがマジで良い。
恥ずかしながらまだ重い腰を上げられずにいますが、天板下に取り付けているケーブルトレーを前のデスクで使用していたサンワサプライのものに変えたいと思っていて、それを取り付けるためには天板下にスペースが必要でした。
通常のクランプタイプのモニターアームだと天板下に固定するためのパーツが来てケーブルトレーを付けられなかったんですよね。
今回COFOの無重力モニターアームProを買った一番の理由がこれです。
早くケーブルトレーも設置しないと・・・
モニターを動かしやすい
さすが名前に”無重力”と入っているだけあって動かしやすいです。
特にモニターを上に持ち上げる時のスムーズさは今まで使ってきたアームの中で一番でした。
動画を撮ってみたので参考になると嬉しいです!ライトやカメラを置いている都合で360度回転等は行なってません。スミマセン!
そんなに頻繁に位置を変えることはないので、前使用していた固定式のアームでも良かったのですが、やっぱり動かせると便利なんですよね。
手入れをしやすいし、ちょっとフォーメーションを変えたいと思った時にもモニターを簡単に動かすことができます。
見た目が格好良い
これまで4台モニターアームを使ってきましたが、見た目の質は間違いなくCOFOが一番高いと思いました。
使ったことがないので比較できず恐縮ですが、色々な方のYouTubeやブログで見ているエルゴトロンよりも個人的には見た目良いのでは?と思っています。
特にクランプ部分が天板下固定ではなく上部固定でスッキリしているので、上から下まで全てがスタイリッシュです。
COFO 無重力モニターアームProの気になったところ
続いて気になったところを2つご紹介。
この製品に限らずモニターアーム全般に言えますが、モニターを設置した時にモニターがデスク中央に来るようにアームを一発で設置できたらベストですが、それが難しい。
COFOのモニターアームも同様で、特に土台部分を上から締めて天板に取り付けるため、試し設置することができません。
この辺かな?この辺かな?と目星をつけて仮止めしてその結果やり直したいとなった時に毎度ネジを緩めたり締めたりしないといけない点は手間だなと思いました。
毎回締めないといけないので設置場所を決める時は目印をつけて行うなど、工夫するようにしましょう。
エルゴトロンレベルです。今回の一般販売では21,999円でした。
一度買ったらもう買い替える必要はないと思うので、そういう意味では最初に良いものを買っておくことが大事だと思いますが、モニターアームに2万も出すのかと渋る人は多いはず。
かくいう僕もギリギリまで悩みました。
たまたまメルカリの売上が貯まっていてそれで支払うことができたので思い切れましたが、普通に買おうとした場合値段がネックになって他のもので代替した可能性は無きにしも非ず。
ただ、僕は今回4台目のモニターアームでこれまで何度も失敗してきたので妥協せずに欲しいと思ったものを買おうと思っていたのでいずれにせよ買っていたかなと。笑
デスク構築中の皆さんも可能な限り妥協せずに気に入ったもの、長く愛用できるものを買うようにしましょう。
まとめ:本気でデスク作りをしている人は買って損しないアイテムだと思います。
タイトル通りですが、本気でデスク作りをしている方、こだわりのアイテムに囲まれて仕事や作業をしたいと思っている方は買って損なしです。
人によってこだわりのポイントやお金をかけるところは変わってくると思いますが、モニターアームなどデスク上の裏方アイテムは最初から良いものを買っておいた方が良いです。
あくまでも僕の持論ですが、これにこんな費用出すのか、、と思うデスクアイテムこそ意外とお金をかける価値がある気がします。
それこそ僕はモニターアーム4台目とコロコロ変えてきてしまいましたが、それも最初にケチってしまったことが要因。
たとえ初期投資は高くとも良いものを長く愛用することができれば結果的にお得です。
妥協せず、ただし無理はせずにこだわりのアイテムを集めていきましょう。
本記事が参考になれば嬉しいです。
- ケーブルを収納しやすい
- デスク下のスペースを確保できる
- モニターを動かしやすい
- ベストポジションに設置するに手間がかかる
- 値段が高い
それではまた次回の記事で!
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