QCY AilyBuds Pro+をレビュー!カナル型が苦手、オープンイヤーだと物足りないと思っている方におすすめしたいインナーイヤー型イヤホン!【PR】

この記事でわかること
  • QCY AilyBuds Pro+(HT10)のスペック、特徴
  • QCY AilyBuds Pro+(HT10)の使い方(アプリでできることなど)
  • QCY AilyBuds Pro+(HT10)の使用感(良かった点・気になった点)
  • QCY AilyBuds Pro+(HT10)どんな人におすすめか(まとめ)

ども、最近イヤホンに詳しくなってきたと感じているケイディです。

直近、オープンイヤー型イヤホンのレビューが続いていましたが、今日はインナーイヤー型イヤホンについて。

以前H3というヘッドホンをレビューした際にお世話になったQCYさんより新型の「AilyBuds Pro+(HT10)」をご提供いただきました!

このイヤホン、ケースが非常にコンパクトで持ち運びに適していて、イヤホン本体もかなり軽い

カナル型が苦手な方、オープンイヤーだと没入感が足りないと思っている方の最適解となる可能性が高いイヤホンになりますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

KD

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QCY AilyBuds Pro+(HT10)
総合評価
( 4 )
メリット
  • ケース、イヤホンともに軽い
  • 非常にクリアな音声
  • LDAC対応で音質が良い
  • マルチポイントに対応
  • 探す機能があるのでもしものときも安心
  • お手頃価格で購入可能(今ならプロモコードあり!)
デメリット
  • 運動には向かない(耳の形によるかも・・・)
  • マルチポイント接続時にLDACをオフにしないといけない
  • ノイキャンについて、完全に外部の音をシャットアウトすることはできない
  • ワイヤレス充電に非対応

QCY様より製品提供いただいておりますが、自由レビューとなります。実際に使ってみて感じたことをまとめているので参考になれば幸いです。

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目次

QCY AilyBuds Pro+(HT10) 開封の儀

早速開封していきます。

QCYさんと言えばH3のときもそうでしたが、外箱がめちゃくちゃ格好良いのが特徴。

もちろんAily Buds Pro+も同様で箱が格好良い

側面のデザインが特に格好良いんですよね。

背面にはスペックがわかりやすくまとめられています。

中身を開けると本体がお目見え。

丸っこいフォルムが可愛い

かなりコンパクトな筐体で手の中にすっぽりと収まりました。

ちなみに底面にはタイプCポートがあり、そこで充電を行うことが可能。

底面にタイプCポートあり

付属品

ケース以外に、取扱説明書と充電用ケーブル(タイプAからタイプC)が付属していました。

ケーブルはかなり短めでざっくり15cm くらい。充電ケーブルもコンパクトです。

ケース、イヤホン本体をチェック

まずはケースから。先ほど写真を載せましたが手の中にすっぽり収まるくらいコンパクトです。

どのくらい小さいかが伝わるように所有している他のイヤホンと比べてみました。

左から2番目がAily Buds Pro+です。

AirPods Pro単体と比較するとこんな感じ。小さいですね。

続いてイヤホン本体。AirPodsProと並べてご紹介。

こちらはスティック部分が少し長めですね(右がAily Buds Pro+)。

左:AirPodsPro 右:AilyBuds Pro+

インナーイヤー型になるのでAirPodsProと比較するとイヤーピースがない分、耳に入れるところはコンパクトな印象があります

重さの比較は使用感のところでまとめてます!

装着するとこう↓

続いてスペックを見ていきましょう。

QCY AilyBuds Pro+(HT10) スペック、特徴

前述の通り外箱背面にスペックがまとまっています。

いくつかピックアップすると下表の通り。

ドライバーサイズ13mm
再生周波数20Hz-20kHz
BluetoothVer.5.3
充電ケース充電時間約2時間
充電ケース内蔵バッテリー350mAh
充電ケースサイズ幅5.1cm×厚さ2.8cm×高さ5.1cm
イヤホン部:本体バッテリー容量(片耳)27mAh
イヤホン部:連続音楽再生時間約5時間(ANC OFF)・約4時間(ANC ON)
イヤホン部:充電ケース合わせての音楽再生時間約28時間(ANC OFF)・約23時間(ANC ON)
イヤホン部:連続通話時間約3時間

ドライバーサイズは大型の部類に入ると思うので低音域に強みがありそうです。

直近レビューしていたオープンイヤー型イヤホンと比較すると連続再生時間は短いように感じられますが、そこまで長時間連続で使用する場面は少ないと思うので気にならないかなと。

タイプCケーブルで充電できるので長く使う予定がある場合は充電できるように準備だけしておくと安心です。

上表の内容とは別で特筆すべき特徴が2つあるので紹介します。

特徴①:AIアダプティブオーディオ

1点目は「AIアダプティブオーディオ」機能です。

QCYアプリ内(下図参照)では適応音響効果(AIアダプティブオーディオ)と表現されています。

「サウンド(音声)」タブで設定が可能な機能になりますが、Aily Buds Pro+はイコライザのプリセットがいくつかあり、そのうちの一つがこのAIアダプティブオーディオになります。

アプリの詳細は次の使い方パートにてご紹介!

なんとなくどんな効果があるかイメージはできますが、どのような機能か具体的に知りたいと思いQCYさんに問い合わせたところ、下記の回答をいただきました。

HiFi 5 DSP技術により、一流のオーディオ処理を実現。外耳道の構造、装着状態、音量と組み合わせて低音域を補正する。正確なEQ調整により、すべてのビートが豊かなディテールで生き生きと再現されます。

QCYさんにご教示いただいた内容を一部抜粋して記載

自分の耳の構造や装着状態に応じて音質を補正してくれるという優れもの。

豊かな音を楽しむことができるので音楽を聴くのがより楽しくなりますね!

ちなみにHiFi 5 DSP技術について、Chat GPTに”小学生向けに説明して”とお願いしたところ下記の回答が返ってきたので参考までに載せておきます。(※Chat GPTの回答になるのであくまでもご参考までに・・!

◼️HiFi 5 DSPの特徴
高音質処理:音楽や音声をより高音質に処理できます。
低消費電力:電池をあまり使わないので、長時間の使用が可能です。
多機能:音楽再生だけでなく、音声認識やノイズキャンセリングなど、色々な機能をサポートしています。

◼️まとめ
HiFi 5 DSPは、音楽や音声をもっと良くするための特別な部品です。スマートスピーカーやヘッドホンなど、いろいろな製品で使われていて、私たちが毎日楽しむ音楽やゲーム、ビデオ通話の音をより良くしてくれるんだよ!

Chat GPTで質問し、回答してもらった内容を転記

特徴②:アダプティブANC(アクティブノイズキャンセル)

2つ目は「アダプティブANC(アクティブノイズキャンセル)」です。

インナーイヤー型イヤホンとなりますが、アクティブノイズキャンセルがついていて、これまた周囲の環境に応じてノイキャンの強度を変えてくれるという優れもの。

ちなみに左右で同じ強度にするのではなく、左右それぞれで強度を調節してくれるのでノイキャン設定時特有の不快感を感じにくいです。

下図が機能の具体的な説明になるのでご確認ください。

リアルタイムで適切なノイズキャンセリングパラメーターを生成するという点がすごいですよね。

実際に検証したデータもいただいたので共有します。

ちなみにイヤホン装着時にアプリを開いてアダプティブANCをオンにしてみると、下図のように着用効果がどのくらいあるかを表示してくれるので、もし装着場所が合っていなさそうであればよりフィットする場所へイヤホンを動かして調整した上で再度ANCをオンにしてみてください。

アプリ内「サウンド(音声)」タブでカスタマイズが可能

QCY AilyBuds Pro+(HT10) 使い方

続いてペアリング方法とアプリについて簡単にご紹介します。

ペアリング方法

ケースの蓋を開けると電源がオンになるので、イヤホンを取り出し接続先でBluetooth画面を開いてください。

QCY AilyBuds Pro+と表示されるのでそれをタップして接続。

初回接続時はフル充電してから使いましょう!(2時間程度でフル充電できます。)

マルチポイント接続を利用する場合、下記手順で設定すると2つのデバイスに接続することが可能です。

①1台目と接続する
②①が完了したら1台目のデバイスのBluetoothを一度オフにする
③2台目のデバイスでBluetoothをオンにして「QCY AilyBuds Pro+」を選択肢、接続
④③が完了したら1台目のBluetoothをオンにする
⑤1台目で再度QCY AilyBuds Pro+を選択し、接続する

なおマルチポイントで接続する場合、LDACをオフにする必要があります

また、マルチポイント接続時は2台のデバイスから同時に音楽を再生することはできません

「QCY」アプリについて

専用アプリがあるのでダウンロードしておきましょう。iOS、Android両方で使えます。

QCY

QCY

Dongguan Hele Electronics Co., Ltd.無料posted withアプリーチ

アプリのUIはこんな感じ。

シンプルで直感的に使える点が特徴

各タブでできること、確認できることは下記の通り。

ステータス
接続しているイヤホンのバッテリー残量の確認ができます。

サウンド
イコライザの調節やノイキャンのオンオフ切り替え、オーディオバランスの調節が可能です。

設定
イヤホン上の操作方法をカスタムすることができたり、「探す」機能を使えたり、他にタイマーやLDACスイッチ、スリープモード等細かい設定が可能です。

ちなみにアプリ内左上の3本線の箇所をタップすると、過去に接続したことのあるQCY製品が表示されるのでデバイスの切り替えも簡単に行うことができます。

僕の場合、Aily Buds Pro+の他にH3も所有しているため両デバイスの名前が表示されています。(下図参照)

充電残量の確認

ケース下部にあるボタンを押すことで残量を確認できます。

タイプCポートの右側のボタン

具体的には下記の通り。

・5秒間白色で点灯:バッテリー残量は20%以上
・5秒間赤色で点灯:バッテリー残量は20%未満
・赤色で3回点滅 :バッテリー残量は5%未満

QCY AilyBuds Pro+(HT10) 使用感:良かったところ

手元に来てから約3週間程度使用した感想をまとめたので参考になれば幸いです。

コンパクトで軽量なので持ち運び、装着が楽

僕が個人的に一番良いなと思ったのはコンパクトで軽量な点。

何度か紹介していますが、ケースが非常にコンパクト。

これまでワイヤレスイヤホンを多数使用してきましたが、僕が使用してきた中では最も小さいケースでした。

イヤホン本体も4.3gと、AirPodsProやCMF by NOTHINGのBuds Proよりも軽量でした。

AilyBuds Pro+はイヤホン本体も軽量!

下の画像は僕が愛用しているイヤホン群の重さと比較した図です。

※今回は形が似ているカナル型イヤホンと比較しています。

音声が非常にクリア

2点目は音声がクリアな点です。

実際に聴いていただくと伝わるかと思いますが、かなりクリア。

プロダクト名に「Aily」と入っていますが、まさに空気のような、軽さを感じるような音

オンラインミーティング等でも使いやすそうで良い!

LDAC対応で音質が良い

現状だとAndroidのみに対応していますが、LDACコーデックで音楽を聴くことが可能です。

iPhoneでもAACコーデックで聴けるので十分綺麗な音質を楽しめますが、LDACで聴いてみると同じ曲でも立体感のある音を楽しむことができます。

ドライバーも13mmと大きめなので低音域が特に聴きやすい。

また、AIアダプティブオーディオによって環境に応じた音質を味わえるので使っていて心地よいです。

音質やコーデックの解説はAnkerの記事がわかりやすかったので下記より確認ください。

▼ハイレゾ
「CD以上の音質」を持つデジタル音源

▼LDAC(エルダック)
SONYによって開発されたハイレゾ対応のBluetoothコーデック。
従来のコーデックとは異なり、ハイレゾ音源の定義でもある96kHz/24bitのデータ伝送に対応しており、SBCなどの約3倍のデータ量の転送を実現しています。そのため、ワイヤレスでも高音質の本格的な音楽再生を手軽に再生できるコーデックとして注目されています。

引用元:https://www.ankerjapan.com/blogs/magazine/what-is-ldac

マルチポイントに対応

音楽を聴いたり、動画を見たりするデバイスが複数ある方も多いはず。

マルチポイントに対応していて2台まで接続できるのも嬉しいポイント。

ただ、詳しくは気になったところに記載しますが、LDACで音楽を楽しみたい場合はマルチポイントをオフにする必要があります。

探す機能があるのでもしものときも安心

QCYアプリの設定画面内に「ヘッドセットを探す」という項目があり、タップすると下図のようにイヤホンの位置を確認できます。

イヤホンは無くさないと思っていても、「あれ、どこいった?」となることが多いデバイスナンバーワンと言っても過言ではないので、いざという時探すことができるのはありがたい!

記事で紹介する用のキャプチャのため、実際のイメージとは異なります。実際はもっと正確な位置が表示されます。

イヤホンの位置情報を確認できる

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QCY AilyBuds Pro+(HT10) 使用感:気になったところ

最後に気になったところ(改善希望ポイント)について4点まとめました。

運動には向かない(耳の形によるかも・・・)

インナーイヤー型イヤホンのため、激しい運動には不向き。

僕の場合、少し走ったら落ちそうな感じがして心許なかったです。

ジムでトレーニングする際に使う分には大丈夫そう。

ただ、運動用のイヤホンとしては向かない気がしたので、オープンイヤー型やカナル型イヤホンを使うようにした方が良いです!

当ブログでは他にも多数イヤホンをレビューしています!下記は一例です。

ワイヤレス充電には非対応

コンパクトで軽量化されたデザインなのでいたしかたないかなとは思いつつ、ワイヤレス充電できたら完璧だったなーと思いました。

僕は普段愛用しているイヤホンをAnkerの充電器に置いてワイヤレス充電することが多いので、そこで充電できたら良かった・・・!

参考までにいま愛用している充電器はこちら。(後日レビュー予定!)

LDACで聴く場合はマルチポイントをオフにする必要がある

以前レビューしたSOUNDPEATSのGoFree2も同じでしたが、LDACで音楽を聴く場合、マルチポイントをオフにする必要があります。

僕の場合Androidデバイスは1台しかないので問題ないですが、複数台掛け持ちしている方にとっては不便かも。

この点は次また新しい製品が登場したときに改善されてたら嬉しいなと思いました!

ノイキャンについて、完全に外部の音をシャットアウトすることはできない

気になったところというよりは前提として認識しておいた方が良いと思い記載。

インナーイヤー型なのでカナル型やヘッドホンのノイキャンより強度は弱いです。

周囲の音が聞こえなくなるくらいのノイキャンを期待している方には向かないので、予めご注意ください!

まとめ:カナル型が苦手、オープンイヤーだと没入感が足りないと感じている方にぴったりの万能イヤホン!

本記事ではQCYさんに提供いただいた最新のインナーイヤー型イヤホン「Aily Buds Pro+」をレビューしました。

久々にインナーイヤー型イヤホンを装着しましたが、個人的にはすごく気に入りました。

僕は現在カナル型イヤホンをメインで使用し、集中したい時にヘッドホン、ながら作業用でオープンイヤー型を使っているのですが、音楽を聴くということに関してはカナル型だと窮屈さを感じ、オープンイヤーだと少し物足りない感じがしていました。

また、ヘッドホンは装着ハードルが若干高いのでサッと使いづらい。

そんな時にこのインナーイヤー型が1つあると使いたいときにサクッと使えて高音質だし、何よりとても軽い!

同じような気持ちがある方にはぴったりのイヤホンだと思うのでぜひプロモコードを使ってお得にGETしてください。

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総合評価
( 4 )
メリット
  • ケース、イヤホンともに軽い
  • 非常にクリアな音声
  • LDAC対応で音質が良い
  • マルチポイントに対応
  • 探す機能があるのでもしものときも安心
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  • マルチポイント接続時にLDACをオフにしないといけない
  • ノイキャンについて、完全に外部の音をシャットアウトすることはできない
  • ワイヤレス充電に非対応

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それではまた次回の記事で!

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この記事を書いた人

KDのアバター KD Gadget & Mono Blogger

90年代生まれ 都内在住。
IT企業の会社員の傍らガジェットやモノ、旅行、サウナ等を中心にマイペースにブログを更新しています。
読者の皆様に楽しんでもらえるようなブログを作っていきます!

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