- オープンイヤー型イヤホンの特徴(さらっと)
- OpenRock Proの詳細(開封、仕様紹介)
- OpenRock Proを使ってみて良かったところ、気になったところ
- どんな人におすすめか
イヤホンにはカナル型、インナーイヤー(引っ掛け)型など色々な種類があると思います。
今日レビューするOpenRock Proはオープンイヤー型という種類のイヤホンで、耳を塞がずに音を聞くことができます。
耳を塞がないイヤホンになるので、例えば家の中で家事をしながら、仕事をしながら、子供を寝かしつけながらといった作業中に高いパフォーマンスを発揮します。
というのも、耳を塞がない=周囲の音も聞こえる状態になるので、作業中に好きな音楽やラジオなどを聴いている時に家族から声を掛けられたり、インターホンが鳴ったりした際にもすぐに気づくことができるからです。
僕はこれまでカナル型、インナーイヤー型、ヘッドホン等様々なイヤホンを使用してきましたが、オープンイヤー型の使い勝手の良さに感動し、最近は家で作業するとき、ジムでトレーニングするときは手放せないアイテムになっています。
具体的に良かったと感じた点、気になった点は下記となります。
- 周囲の音が聞こえるので安心して使える
- 耳を塞がないため、耳の中が痛くならない
- 寝ながらも使いやすい(寝ホンできる)
- 形状記憶型のためフィット感が高い
- バッテリー持ちが良い
- 音質が良い
- 普段使用しているカナル型イヤホンと比較するとケースが大きい
- デバイス間の接続切り替えが手間
- ワイヤレス充電には非対応
- メガネとの併用は難しそう
詳細は本編にまとめているので、作業中に周囲の音にも気を配りながら自分時間を楽しみたいと思っている方はぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです。
それでは参りましょう。
オープンイヤー型イヤホンの特徴(さらっと)
冒頭で耳を塞がないと記載しましたが、一番の特徴はこの耳を塞がないという点になります。
カナル型、インナーイヤー型はともにイヤホンを耳の中に入れて使いますが、オープンイヤー型は耳の中にイヤホンを入れず、イメージ的には耳に引っ掛けて耳の穴の入り口をイヤホンで覆うようにして使います。
そのため、長時間使用しても耳が疲れることはなく、耳の中が痛くなることもありません。
また、耳を塞がないことで周囲の音を聞くことができるので、例えば外でランニングをするときは周りの音が聞こえるため安全性が高くなり、家で使用する時は会話を聞くこともインターホンの音に気づくこともできます。
僕が元々欲しいと思っていた理由の1つに家の中で使用している時に家族から声を掛けられてすぐに反応できるようにしたい、動きに気づけるようにしたいという思いがありました。
というのも仕事をする書斎と妻が過ごすリビングの階が異なるため、カナル型イヤホンやヘッドホンで耳を塞いでエンタメや作業をしてしまうといざ呼ばれた時に反応できないのでこれを避けたかったです。(全男性が経験しているかと思いますが、呼ばれた時に反応しないと色々大変ですよねw)
それでは本題でOpenRock Proについて詳しくレビューしていきます。
OneOdio「OpenRock Pro」開封の儀
早速開封していきます。
初めてのオープンイヤー型イヤホンでワクワクが止まりません。
マトリョーシカ方式で中にもう1つ箱が。
開けるとこんな感じで本体と、説明書類が入っていました。
付属のケーブルはタイプAータイプCのもので、本体ケースの充電はタイプCケーブルで行うことが可能です。
本体ケースを開くとこんな感じ。格好良い!
OneOdio「OpenRock Pro」のスペック
Amazon商品ページに記載のスペックをまとめたものが下表。
表の下に一部の特徴をピックアップしてコメントを入れていますが、コーデックや音質の詳細については割愛しています。
商品名 | OpenRock Pro |
---|---|
装着方式 | 耳掛け |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
Bluetooth範囲 | 約 15 m(障害物なし) |
再生周波数帯域 | 20~20000Hz |
ドライバー | 16mm 大型ドライバー |
防水性能 | IPX5 |
連続再生時間 | 19時間(充電ケース込み46時間) |
充電時間 | 約1.5時間 |
急速充電 | ◯ |
重量 | イヤホン: 13g(片耳) 充電ケース: 74g |
音質について
商品ページに下記の記載があるように、音はかなりクリアで聞き取りやすいです。
ガジェットブロガーさんやYouTuberさんのオープンイヤー型イヤホンに関するレビューをみていると、音質のところに課題があるアイテムが多い印象がありますが、このイヤホンに関しては音質面についてネガティブなことを仰っている方が少ない印象があります。
僕も使ってみて「普通に音質良いなー」と思いました。(そこまでこだわりがないからというのもありますが。笑)
世界初の独自技術TubeBassテクノロジーで、オープンイヤー型の常識を超える音質を実現
https://amzn.to/4avWQvw
OpenRock Proは独自開発した音響技術「TubeBassテクノロジー」を採用。特にオープンイヤー型イヤホンで表現力に課題のある低音域について、他の製品の2倍ものサウンドレベルを実現。また、左右それぞれに16.2mmの大口径ダイナミックドライバーを採用したことで、歪み率を1%未満に抑えた透明感のある豊かな音質を実現しました。
防水性能について
IPX5になっているので雨や汗で壊れるということはないです。(完全防水ではない)
トレーニング中の相棒イヤホンとしてふさわしい代物ですね。
装着方式について
耳掛けとありますが、こんな感じに使います。
プラスティック製ですが、耳にかける部分だけはシリコン製になっているので耳への負担も少ないです。
また、このシリコンの部分は曲げられるので、自分の耳にフィットするように調節してその形状を記憶させることが可能です。(オープンイヤー型イヤホンで自分の耳に合うように調節できるものは少ないそうです)
充電時間と連続再生時間:1回の充電で相当長く使うことが可能
表の通りですが、約1.5時間の充電で19時間連続で使用することができます。
ここまで長い時間使用する人は少ないと思いますが、これだけ長時間使えるので充電回数が少なくて良いですよね。
ケース込みだと46時間持つようなので、1回充電すれば1週間くらい充電しないでも使えると思います。
現状僕も思い出した時にケーブルに繋ぐ程度で事足りています。
重量
自分でも計測してみましたが、13.2gでした。
カナル型イヤホンと比較してサイズが大きめなのでやや重く感じる方もいるかもしれません。
ただ、例えばAirPods ProやHUAWEIのFreeBuds Pro 2、NOTHINGのBudsProと比較しても8g程度の差なので全くわからないです。
(わかる人はよほど敏感な気が・・・)
参考までに僕が使用してきたイヤホンの重さは下の画像で紹介。
OneOdio「OpenRock Pro」の各種操作方法について
ペアリング方法
蓋を開けた状態で本体についているボタンを長押しするとランプが青色に点滅します。
点滅したら接続したいデバイスのBluetooth画面を開き、「OpenRock Pro」を選択。これで完了!
操作方法
イヤホンを取り出すと、左右それぞれに物理ボタンがついており、このボタンを押して各種操作を行います。
タップ式ではないので、誤タップすることがないので確実に操作することができる点が良いですね。
ボタン操作でできること
左右にボタンがあり、それぞれでできることが少し異なります。
操作内容 | 右のボタン | 左のボタン |
---|---|---|
1回押した場合 | 再生・一時停止 通話開始・通話終了 | 再生・一時停止 通話開始・通話終了 |
2回押した場合 | 音量UP | 音量DOWN |
3回押した場合 | 音声アシスタント起動 | 音声アシスタント起動 |
1.5秒長押しした場合 | 次の曲を再生する | 次の曲へ戻る |
OneOdio「OpenRock Pro」の使用感:気になったところ
ここからは使用感について、まず先に気になったところを4点挙げます。
普段使用しているカナル型イヤホンと比較するとケースが大きい
オープンイヤー型なのでどうしてもイヤホン本体がカナル型と比較すると大きくなります。
その分ケースも大きくなるため、持ち運びやすさという点ではカナル型に劣るなと思いました。
この辺は仕方ないポイントですが、例えば手ぶらでお出かけする時にズボンのポケットにケースを入れた場合膨らみが目立ちそう。
参考までにAirPods ProとFreeBuds Proのケースと並べてみました。厚みは2倍くらいありますね。
デバイス間の接続切り替えが手間
複数デバイスで使用する場合、Bluetoothの接続切り替えが少し手間です。
僕の場合下記のデバイスにペアリングしていますが、例えばiPhoneで使用した後にiPadに繋げる場合、下記2パターンのやり方で切り替えます。(もし他にやり方あれば教えてください、、!)
①一度iPhoneのBluetoothをオフにしてiPadのBluetooth画面で「OpenRock Pro」を選択
②ケースにイヤホンを収納し、ケース下部のボタンを長押ししてペアリングモードにしてiPadのBluetooth画面で「OpenRock Pro」を選択
▼僕が普段接続しているデバイス
・iPad
・iPhone
・PC(Mac、Chromebook)
複数デバイスの接続切り替えがもう少し容易だとありがたいなと思いました。
ワイヤレス充電には非対応
ケーブルレスを求める昨今、理想はワイヤレス充電ができることでしたが、ケースの形状からもわかる通り非対応となります。
ただ、バッテリーの持続時間が19時間とだいぶ長いのでそもそも充電する機会が多くないので気にしないで良いかなと
メガネと併用するのは難しそう
耳掛け部分の作りがしっかりしている分、厚みがあるのでメガネと一緒に使うのは難しい気がしました。
次回作が登場したらもう少し全体的にスリムになると嬉しい!
別ブランドのアイテムになりますが、SOUNDPEATSのオープンイヤー型イヤホンGoFree2はメガネをかけた状態でも使えたのでこちらもぜひチェックしてみてください。
OneOdio「OpenRock Pro」の使用感:良かったところ
続いて良かったところについて。
僕はかなり気に入っているので、この想いが伝われば幸いです。
耳を塞がない=周囲の音が聞こえるので何かを「しながら」使いやすい
僕が主に利用するシーンは下記となります。
・家事をしながら(料理や掃除など)
・子守をしながら
・寝ながら
・ジムで運動する時
・仕事のオンライン会議
特に前者2つについては周りの音が聞こえることが非常に重要になるのでこのイヤホンを手に入れることができて良かったと思いました。
流している音をしっかり聞くことができ、話しかけられたり他の音がした時にそちらにも耳を傾けることができるためです。
僕はいま育休をとっていて赤ちゃんをお世話しているのですが、両手が離せない場面が多々あります。
そういった時にOpenRock Proを装着して情報収集したり、BGMを流したりしながら寝かしつけができたりするので便利だなと思ってます。(耳を塞がないので赤ちゃんのちょっとした反応にもすぐに気づける)
片手間でお世話しているわけではなく、きちんと赤ちゃん最優先でお世話していますので、その点に関するツッコミはなしでお願いしますw
充電がほとんど減らないので充電回数が少なくて済む
本当に長持ちします。
大体1ヶ月前くらいに手にしてから執筆している現在まで2〜3回充電したかどうか・・・というレベルです。
いつでも使いたい時に充電を気にせず使用できるので重宝しています。
形状記憶型のためフィット感が高い
耳にかける部分はシリコン製になっていて自分の耳の形に合わせて変形することができます。
そしてその状態をキープすることができるので着脱のストレスが減り、常に自分の耳にフィットした状態で使うことができるので使いやすいです。
他のオープンイヤー型イヤホンを使用したことがないので比較対象がなくて恐縮ですが、他の方のレビュー等を拝見していると耳掛け部分の調節ができるイヤホンは少なそうで、OpenRock Proならではの特徴と言えそうです。
長時間使用しても耳の中が痛くならない
イヤホンって長い時間使うと耳が痛くなりませんか?
僕は日々の仕事でオンラインMTGが続いた時、ずっとイヤホンをつけたままにしていることが多いのですが一通り会議が終わった頃には耳が痛くなっていることが多々ありました。
OpenRock Proを使って会議に参加するようになってからは長時間つけっぱなしでも耳が痛くなることはありませんでした。
そして軽いので耳にかけたままでも違和感なく生活することができます。
寝ながらも使いやすい(寝ホンできる)
これまでカナル型を使用していましたが、カナル型だと寝ホンしたときに顔を横に向けるとイヤホンが邪魔に感じたり、寝落ちしたときに起きた時耳が痛くなったりしてました。
オープンイヤー型であれば耳にかけた状態で使用するため、寝ながらでも快適に使用することが可能です。
OneOdio「OpenRock Pro」はこんな人におすすめ!
さて、ここまでスペックや使用感をまとめてきましたが、最後にどんな人におすすめか考えてみたので共有します。
僕は大ヒットでしたが、オープンイヤー型イヤホンは合う人・合わない人がいると思うので参考になれば幸いです。
ジョギングしている方、トレーニングしている方
運動との相性は抜群に良いです。
防水性能を備えているので汗をかいても安心して使えます。
また、周囲の音が聞こえるので例えばジョギングをしているときに車や人の音が聞こえるので安全度が高まります。
形状記憶型のため自分の耳にもしっかりフィットするので外れにくい点も運動と相性が良いと思う要素の1つ。
頭を振っても外れる感じはないので走っている時、トレーニングしているときも安心して使えます。
育児中の方
赤ちゃんを寝かしつけている時に抱っこすることが多いと思います。
両手が塞がるので不便ですが、耳はフリーです。
例えば夜に音を立てられない時はOpenRock Proを使って音楽を聴いたり情報収集したり動画を見たり・・しながら子供の寝かしつけをすることができます。
耳が塞がっていないので周囲で異変があってもすぐに気づけます。
オンライン会議が多い方
イヤホンをつける機会が増えますよね。
毎回外してケースにしまってってちょっと面倒だと思います。
耳に引っかけるだけで使えて、耳も塞がないので会議が多い方はつけたままにしておくと楽です。
会議前に慌ててイヤホンを接続することもなくなるので安心して使えます。
何よりバッテリーの持続時間が長いのでいちいちイヤホンを充電しなくて良い点も魅力。
仕事中に充電するのはPCと社用携帯だけにしたくないですか?
OneOdio「OpenRock Pro」のまとめ:何かしながら音楽を聞いたり、情報を集めたりしたい方にピッタリのイヤホン!
今日はOneOdioのオープンイヤー型イヤホン「OpenRock Pro」をレビューしました。
これまでカナル型、インナーイヤー型など様々なイヤホンを使ってきましたが、個人的には自分の生活スタイルと一番マッチした気がしています。
試してみたいと思っていた方はぜひこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。
- 周囲の音が聞こえるので安心して使える
- 耳を塞がないため、耳の中が痛くならない
- 寝ながらも使いやすい(寝ホンできる)
- 形状記憶型のためフィット感が高い
- バッテリー持ちが良い
- 音質が良い
- 普段使用しているカナル型イヤホンと比較するとケースが大きい
- デバイス間の接続切り替えが手間
- ワイヤレス充電には非対応
- メガネとの併用は難しそう
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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