住宅購入までに準備したことや予算、掛かった費用,決め手についてまとめてみた

ケイディ

こんにちは、ケイディです!
新年早々、メインテーマから外れる内容で恐縮ですが、家を買うことについて、自分が何を調べたのか、どういう費用がかかったのかを記録も兼ねてまとめてみました。ライフステージが変わるタイミングで住宅購入を検討する方も多いと思うのでそういう方の参考になれば嬉しいです。

この記事でわかること
  • 家を買うために準備したこと
  • 検討から購入までにどれだけ時間を要したか
  • 家を購入する前にどういった費用が発生したか

それでは参りましょう!

目次

なぜ家を購入しようと思ったか

・理想の条件を満たした物件で賃貸を探すと、家賃が高額になってしまうため(このまま家賃を払い続けるのは勿体無いと感じた)
・子供が生まれる前に引っ越したかったため(ペアローンを組むため)
・資産が欲しかったため
・住宅ローン控除の条件が2023年→2024年で変わってしまうため
・いずれ買うなら早い方が良いと考えていて、ちょうど30歳になる前に購入したいと思ったため

特に上の3つが主な理由。

今現在僕は妻と都内23区内の1LDKの賃貸マンションに住んでいるのですが、子供が生まれるとなると狭くなると感じていました。

実はまもなく子どもが生まれる予定でして、妻も産休に入ります。

住宅ローンは産休中だと組むのが難しそうだったので(厳密には組めないこともなさそうでしたが、審査に落ちたり、金利が高くなったりしそうな感じがあった)、生まれる前に購入したいと思いました。

どういう条件で探していたか

条件的には下記で探しました。

エリアについてはプライバシーの観点でぼかしてます(_ _)

  • 東京都23区内の一部の区
  • 物件価格+諸費用で6,500万円以内(途中から6,000万以内)
  • 新築 or 中古で築15年以内
  • 60平米以上(理想は70平米越え)
  • 駅徒歩10分以内

東京都23区内の一部の区

特に妻の強い要望もあり、23区内の一部の区に限定して物件を探しました。

この時点でかなり条件が絞られていたので長い戦いになりました笑

ただ、何かあった時に売れる物件を購入すべきだと思うので、そう言う意味では人気のエリア・需要のあるエリアで探す方が中長期的には安全だと思い、根気強く探し続けました。

物件価格+諸費用で6,500万円以内(途中から6,000万以内)

物件探しは2022年ごろから行なっていて、1年以上探していたのですが、最初はトータルで6,500万円以内で物件を探していました。

例えばマンションの価格が6,000万円だとすると大体諸費用で500万円程度掛かるので、物件価格は6,000万円程度までで探し始めました。

ただ、上記の価格だと月々の支払いが20万前後になるので、毎月支払うことを考慮すると現実的ではないと判断し、諸費用込みで6,000万円まで条件を変えました。(これによりかなり物件が減少します涙)

結果的に条件を満たした物件を購入できたので良かったのですが、都内23区内かつ一部の区に限定するとマジで条件を満たした物件がないですw

正直、新築はよほど経済力がない限りは無理だと思った方が無難です。

ちなみに中古マンションも値上げが進んでいるため、相場は高めです。(東京23区は特に)

幸運なことに僕は新築で予算条件以内で物件を購入できましたが、詳細は割愛しますが、本当に奇跡の連続で手に入れることができた感じなので、東京23区内で理想の物件を探すのはハードルが高いため、根気強く探し続ける必要があると言う点は予め覚悟しておきましょう。

新築 or 中古で築15年以内

最初は中古マンションを中心に探していました。

ちなみに色々な書籍を読んでいても好立地×中古マンションが良さそうでした。(新築は高すぎるかつ住んだ瞬間に価値が数十%下がるらしい)

ただ、何軒か新築の物件の内見に行くと新築の魅力に魅了されます笑

奇跡的に気に入っていた新築物件の価格が変わったので僕たちは新築を購入しましたが、同じように新築の魅力に取り憑かれそうな方はもはや内見も行かない方が安全です。

実際新築だけに絞って物件を探すとなると、前述の通りエリアを拡大して郊外も選択肢に入れないと、ほとんどの人が予算的に厳しいと思います。

60平米以上(理想は70平米越え)

せっかく家を買うなら広い家が良い。

これは絶対に譲れないポイントだと思います。

一応60平米以上で探していましたが、実際に見に行ってみると意外と狭いなと思うことも多々ありました

何人でどう言う生活をするのかによりますが、きちんとどのくらい広さが必要かを考えた上で探すと良いと思います。

そしてちゃんと見に行くことが重要です!

駅徒歩10分以内

これはリセールバリューを高めるためにも譲れないポイントでした。

駅から離れた方が値段は下がるので一時期徒歩15分、20分と広げて物件を探し、実際に見に行ったこともありましたが、例えば毎日通勤したり、出かける際に駅まで長く歩いたりするのは現実的ではないと思い断念

車があれば良いですが、都内ましてや23区内で、車がなくても全然困らない地域に住むとなると駅徒歩が遠いのはかなりネックでした。

この点はご自身のライフスタイルに応じてどのくらいまでなら大丈夫かを実際に歩いた上で確認した方が良いです。

物件の探し方

基本SUUMOで探しました。

STEP
SUUMOで条件を入れて物件探しを行う

気に入った物件があったらお気に入り登録を忘れずに!

STEP
問い合わせを行う

SUUMO経由で問い合わせを行いました。基本的にはその物件を取り扱っている不動産会社の担当者から連絡が来ます。

STEP
現状の確認と日程調整を行う

現時点で販売中かどうかの確認を行うようにしていました。

販売中であればそのまま日程調整を行なって内見の予約をした方がスムーズです。

また、多分聞かれると思いますが、上記の調整を行うタイミングで予め自分の条件面の要望を伝えておくと他の物件も一緒に探していただけるので新しい情報もGETできて良いです!

なるべく具体的に、不動産会社が探しやすいように条件を伝えるのがポイントです)

SUUMOの他にはノムコム(野村不動産)、住友不動産、三井のリハウス(三井不動産)、東急リバブル、マンションレビューも使用。

大体でている物件は同じですが、会社ごとに扱っている物件が異なっているので比較も兼ねて色々見てみると良いです。

マンションレビューは物件を探すと言うよりかは、目星をつけた物件にどんな口コミや評価があるかをみるのに使っていました。(そこまで鵜呑みにしてはいけない)

マンションレビューより

物件探しと一緒にやっていたこと

物件を探しながら行なったことについて3点紹介します。

特に最初の2つは是非ともやっていただきたいです!

比較できるようにスプレッドシートやエクセルにまとめる

気になる物件はスプレッドシートやエクセルにリストアップしておくとよくて、その際物件情報が載ったページのリンクも載せておくようにしましょう。

これをやっておくと物件ごとに何が良くて、何が悪いのかを見返しやすいです。(リンクを貼っておくことで人に相談する時にも便利)

カラム的には下記をまとめていました。

・マンション名
・良いと思ったところ
・悪いと思ったところ
・閲覧日(いつ見つけたか)
・最寄駅
・駅徒歩
・平米数
・間取り
・築年月(築年数)
・費用
・平米単価 ←ネット上で計算方法を調べてシート上で計算
・坪単価 ←ネット上で計算方法を調べてシート上で計算

手間はかかりますが、非常に大きな買い物になるのでやれることはやっておいた方が良いです!

シミュレーションシートを作成する

順番的には物件を探し始め、何軒か見学にも行き、不動産会社から見積もりも何軒かもらった状態でやると良いです。(シミュレーションに使用する数値・変数の相場を把握できるため)

作成の意図は家を買う時は基本住宅ローンを締結しますが、借り入れる予定の金額や諸費用がどのくらいかかるかをスプレッドシートで試算できるようにするためです。

最終的には物件価格と金利、住宅ローン借り入れ金額、管理費、修繕積立金を入力すると月々どのくらいの支払いが発生するかを概算ですが出せるようにしました。我ながら頑張った・・・笑

マジで便利なのでオススメです。以下、念の為注意事項です。

不動産会社からもらった試算表の情報をスプレッドシートに転記して、計算方法はネットで調べてあてはめて出しただけ。あくまでも支払い額がどのくらいかをざっくり確認するために作ったものになるので、算出した金額は正しい金額ではなく、本当に参考程度にどのくらいお金が掛かるかを出しただけのものになります。
下図は参考までにご確認ください。

作成したシミュレーションシートを一部抜粋して紹介
※2023年情報をもとにあくまでも個人で作成したものなので超ざっくりです

ちなみにこれはできれば自分で頑張って作成した方が良いです。

作成するにあたって仲介手数料がどのくらいかかるかなどを自分で調べてまとめていくので勉強になりますし、勉強することで家を買うことの不安も減っていきます

辛いですが、頑張ってやりましょう!

手間はかかりますが、物件を買うにあたって不安がある人は不安を知識、シミュレーションでカバーできるようにしましょう!

FPさんに相談する

元々相談するつもりはなかったのですが、野村不動産で物件見学をした際にライフプランの話になり、提携しているFPさんを紹介してもらいました。

これをきっかけにそのFPさんには家を購入する前後で相談を行うようになり、何か不安点が生じた際はすぐに連絡を入れていました。笑

ケイディ

将来子供が何人欲しいか、学校は私立か公立か、といった情報と自分と妻の給料などの情報をもとにタブレットを使ってわかりやすくいつまでにいくらお金が必要かなどを教えてくれました。
(正直理想論ですが笑、)今後のためにも話を聞いて情報を整理できてよかったです。

後述しますが住宅を購入すると火災保険に加入する必要があるのですが、火災保険についてもFPさんに相談をして契約しました。

たまたま信頼できる方で話もしやすかったのでこういう流れになりましたが、住宅購入を検討していない方も一度人生について相談してみると良いと思います。

かなり勉強になりますよ!

実際に購入することにした時の決め手

続いて購入した物件に決めた理由についてもまとめたいと思います。

・このチャンスを逃すと次購入できるのがいつになるか分からなかった
・最初に見た時から良いなと思った物件だった
・奇跡的に値段が下がった
・駅からも近く、立地の条件も希望通りだった

です!

このチャンスを逃すと次購入できるのがいつになるか分からなかった

前述した通り物件は1年半くらい前から探していましたが、妻の妊娠もあり、このタイミングを逃すと購入できるのがいつになるか分からなかったので勢いよく決めることができました。

少しでも購入を検討している方は早めに人生設計をしておきましょう!

最初に見た時から良いなと思った物件だった

実はこの物件は1回見たことがある物件で、その時も当時の中で一番良いと思っている物件でした。

やはり新築で綺麗ですし、中の設備も整っていたので他の中古物件と比較しても魅力的でした。

当然ですがきちんと見学してから購入を検討するようにしましょう。

奇跡的に値段が下がった

正直一番はこれ。

具体的にいくらかは明言しませんが、当初の販売価格からかなり値段が下がりました。

先ほどシミュレーションシートの話も書きましたが、家を購入するにあたって最も気になっていた点は費用のところで、支払いはできるけどいざ買うとなると怖いなぁ、、、と思っていました。

そんな時にある程度シミュレーションをして”これならいける!”と思えるような価格になったので即不動産会社に連絡をし、再度見学をして決めました。

駅からも近く、立地の条件も希望通りだった

こちらも決断を後押ししてくれた要素。

元々希望していたエリアで駅徒歩も数分と好立地だったので何かあった時に売りに出したり、賃貸に出したりできる物件だと思える(願望ですがw)物件だったので購入しても良いという判断に至りました。

妥協した点

注文住宅でない限り全ての希望を完全に叶えるのは難しいと思います。

妥協したとまでは言えないですが、ネックになりうる点があるにはあるのでそれについても書いておきます。

・洋室が狭い(3部屋あって2部屋が5畳程度)
・収納が少ない

洋室が狭い

LDK部分以外に部屋は3つあるのですが、2部屋が5畳程度と狭めです。

狭めといっても5畳程度は確保できているので生活する分にはなんら問題はないですが、欲を言えば6畳以上あったらよかったかな?とは思いました。

ただこれも妥協したわけではないので気にしていません。

収納が少ない

これまで住んでいた家が収納が多かった分、購入した家の収納は非常に少なく感じました。

収納がない分余計なものを買う必要がなくなるのでその点はポジティブですが、子供が大きくなるにつれてものが増えてきた時に置き場所に困らないかだけは心配です。

購入までに掛かった費用・購入後の費用など

最後に一番気になるであろうお金のところについて可能な限りで記録します。

物件価格は範囲で言うと6,000万円前後のグループに含まれるのですが、購入する前に掛かった費用は下記です。

購入する前に掛かった費用

手付金

1つ目は手付金。

こちらは不動産会社との契約締結前に支払いました。

細かいことは割愛しますが、費用感としては200万円程度でしょうか・・・

一応物件価格に応じて金額相場は決まるみたいで、用途は契約したのに自己都合で急に解約をしたり、その他何か契約違反があって解約することになったりした時に売主に支払う保険のようなイメージだと思います。

収入印紙代

2つ目は同じく契約のタイミングで書類に貼り付ける印紙代。

こちらは3万円のものを購入し、契約時に提出しました。

物件価格によって異なるようで、おそらく基本的には1万〜3万円程度になるのではないかなと思います。

高額物件を購入される場合はもっとかかるみたいです。

国税庁ホームページより

購入後に掛かる費用

大きめの費用で行くと下記が発生しました。

ただ、基本的に住宅ローンの融資を受けた日にほぼ同時に下記の費用の振り込みも行うので、手出しはほぼありませんでした。(一旦口座にお金がどかっと入り、そこから各振込先にお金が送金されるイメージ)

銀行関連(融資手数料、振込手数料その他)

住宅ローンを借り入れる際に融資手数料がかかります。

借りる金額次第ですが、数十万円掛かりました。うーん、高い!

また、一度口座にお金が振り込まれてから不動産会社や売主、司法書士などに費用を支払う際の振込手数料もこちら負担だったのでお金が掛かりました。

融資手数料と比較すると振込手数料は少額

仲介手数料

不動産会社に支払う費用です。下記のサイトのシミュレーションツールが便利でした。

▼オウチーノ
https://o-uccino.com/front/tool/brokerage_fee/

僕の場合不動産会社が仲介したのでこちらが発生しましたが、例えばリノベ物件などで売主が不動産会社の場合はこの仲介手数料は発生しないので、節約したい方はそう言う物件に絞って探してみるの手です。(SUUMOなどでも絞り込み可能です!)

登記費用

住宅を購入すると不動産登記が必要となります。

登記は司法書士さんに対応いただくのですが、そこに支払う費用となります。

具体的な金額の明言は避けますが、こちらも数十万となかなかにお高い費用が発生しました・・・

固定資産税の精算

販売中の物件だと売主の方でその年の固定資産税の支払いを行なっていますが、例えば途中で持ち主が変わる(=家を購入)と、引き渡し日から末日までの分を日割りで支払う必要があり、その支払いもこのタイミングで行いました。

↑当たり前と言えば当たり前ですが、年末に近い方がこの支払い額は少なくなります。

上記の説明が正しいか定かではないので、必ず情報をお調べ頂けると幸いです(_ _)

火災保険(地震保険)

住宅ローンを借り入れる際に銀行と金銭消費貸借契約書を締結するのですが、それまでに加入が必要となります。

前述した通り僕はFPさん経由で加入したのですが、必要な補償内容をよく検討した上で加入した方が良いです。

例えば水害のリスクがない地域であれば無理に水災の補償をつける必要はなかったりします。

※上記は僕の考えになるので、あくまでも参考までに。

5年契約で10万少々でしょうか、保険料を一括で支払います。

その他

記憶の限りだと上記が主な支出だったのですが、他にもあるかもしれません。

不動産会社、銀行とよく話をした上で何にいくら掛かるのかは自分できちんと把握しておくようにしましょう!

まとめ:買うまでは不安もたくさんあったけど、いざ購入して引っ越しが完了すると一切後悔はなく、本当に買って良かったと思ってます!

今日は物件購入に関して記録も兼ねてまとめてみました。

正直細かい点を省略しているのでわかりづらいところもあると思いますが、少しでも住宅購入を検討中の方の参考になれば嬉しいです。

初めて物件購入を検討している方にお伝えしたいところとしては下記!

ケイディ

・不安がたくさんだったけど買ってよかった!
・購入する際は必ず売れると思える物件を買うこと!
・永住するつもりでもリセールできるか否かは考慮すること!
・現金に自信がない場合は無理せず諸費用もローン組んだ方が良さそう!(※自己判断で)
・事前に比較検討を沢山行うこと!
・ある程度知見を蓄えるために勉強すること!
・楽しむこと!

家を買いたいと思っているけど、僕と同じように不安がたくさんあって決められない方もたくさんいると思います。

僕は不安を勉強によって打ち消そうとしましたが、知見が増えると安心感も増す(自分を納得させる理由を自分で論理的に説明できる)ので、ぜひ一度情報整理も兼ねて色々調べてみてください!

SUUMOのアンケートに回答するとギフトカードもGETできるようなので実際に購入された方はこちらもぜひ。

最後に当ブログについて

ガッツリ物件購入に関してまとめましたが、基本的にはガジェットや買ってよかったものを紹介するブログとなっています!

新しい家への引っ越しが完全に完了したら新居のデスクツアーなどもアップしていきたいと思いますので、今のうちに現状をまとめた記事を読んでいただけると嬉しいです。笑

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

KEYD(ケイディ)のアバター KEYD(ケイディ) Gadget & Mono Blogger

90年代生まれ 都内在住。
IT企業の会社員の傍らガジェットやモノ、旅行、サウナ等を中心にマイペースにブログを更新しています。
読者の皆様に楽しんでもらえるようなブログを作っていきます!

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